2011年4月8日金曜日

アフリカの少年14才が、たった一人で7年かけて風力発電に成功した。


干ばつに苦しむ東アフリカ・マラウイの貧しい村では、何もかもが不足していた。 赤土の大地はひび割れ、作物の枯れた畑をただ風だけが吹き抜ける。この風を使って、 村に電気を起こせれば。 そう思い立った少年が、たった1人で作業に取り掛かった。 それから7年、村では少年の作った風車5台が回り、電動ポンプが水を送り出している。 ウィリアム・カムクワンバ君は、首都リロングウェ北郊の村で育った。2002年の干ばつで、 農業を営んでいた父親は収入を失い、当時14歳だったウィリアム君の学費さえ払えなくなった。 ふじなみこころ」も今14才http://amba.to/dU61EJ
退学したウィリアム君は図書館で時間を過ごすようになり、そこで風力発電について書かれた本と出会う。「本に写真が載っているのだから、だれかがこの機械を作ったということ。それならぼくにも出来るはずだと思った」と、ウィリアム君は振り返る。 僕もそういうように思い込めたときがあったなあ。

材料は、ごみ捨て場から拾ってきた自転車の部品やプラスチックのパイプ、プロペラ、車のバッテリー。 タービンを支えるポールには、森で採ったユーカリの木を使った。「風車を作るんだと話すと、だれもがぼくを笑った。 あいつは頭がおかしいといううわさが、村中に広がった」 


もの珍しげに取り囲む群衆と、溶かした金属から立ち上る熱気で汗だくになりながら、 ウィリアム君は黙々と作業を続け、3カ月後には最初の風車を完成させる。タービンが回り、 取り付けた電球に明かりがついた時には「これでもう頭がおかしいなんて言われないと思い、ほっとした」という。 

7年間で作った風車5台のうち、最も大きいものは高さ11メートル余り。地域の学校でも風車作りを教え、 その校庭に1台を設置した。村人たちは「携帯電話を充電したい」「ラジオを聴きたい」と、ウィリアム君の自宅をたびたび訪れる。 ウィリアム君の挑戦には、アル・ゴア元米大統領をはじめ、世界各地の環境活動団体や企業から称賛の声が集まっている。
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200910100001.html



6 件のコメント:

  1. 孫社長の「自然エネルギー財団」にも期待していますが、お金をかけずに作ったウィリアム君も偉い!

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  2. 立ち上がる勇気 実行する情熱 人を愛する力が支えてるのですね!感動です!

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  3. 少年一人でも作れたんだ。
    私たちにだってできないはずがない!
    早期自然エネルギー構想の実現へ向けて全力を注ごう!

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  4. こーゆう努力が地球に住ませてもらう為の、最低限のルールだな。
    見習います。

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  5. 人類が存在する限り、科学の発展は続いていくと思います。
    アイデアは一人の人の頭の中で発生するかも知れませんが、それを発展させ、広めていくには、孫さんのような影響力のある方が必要だと思います。迅速かつ的確に行動できる行動力を持った方が必要です。
    『自然エネルギー構想』私も微力ながら賛同・参加します!

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