日産自動車のEV LEAFが、アジア、欧州、北米の自動車ジャーナリストたちが選ぶ「世界カーオブザイヤー2011」に選ばれた。米国NYで開催中のモーターショーで21日に発表された。LEAFは、昨年12月に米国で発売を開始、その後日本と欧州でも販売、2012年には全世界で販売される予定。 カルロス・ゴーン会長兼最高経営責任者(CEO)のコメント「世界初の量産モデルとなった電気自動車である日産リーフが名誉ある賞を受賞したことは大きな喜びだ」
いま最もグリーンな自動車LEAFをベースにNISMOがつくったレースバージョンがNYモーターショーで20日から初公開されている。LEAFを元にしつつも、2ドアボディとなっているなど、大幅な変更点もある。カーボンモノコックの軽量ボディの採用で、車両重量は938kgまで削られた。重量バランスに配慮しバッリーやモーターなどをミッドシップに配置し、後輪駆動。モーターはノーマルと共通で最大出力107ps、最大トルク28.6kgm。0-100km/h加速が6.85秒、最高速はリミッター150km/h。
このNISSAN LEAF NISMO RCが筑波サーキットで初のテスト走行を21日に行った。今回がレースコースを走るのは初。SUPER GT500 NISSAN GT-Rのレギュラードライバー松田次生によってドライブされた。走行モデルは、NYで展示されている華やかなレーシングカーらしいものではなく、開発者らしいカーボン地むき出し。 松田次生ドライバーのコメント「レーシングコースでの初めての走行でしたが、フィーリングがとても良く、レースカーとしての完成度の高さを感じました。電気自動車らしい強力なトルクでコーナーの立ち上がりが特に素晴らしく、またダウンフォースもしっかり効いており、トップレベルのドライバーでも楽しめるパフォーマンスを備えています。また運転操作が簡単なことから、レース入門者でもすぐにドライブすることができると思います。この車でレースをやったら、とても面白いものになると感じました」
0 件のコメント:
コメントを投稿