いま最もグリーンな自動車LEAFをベースにNISMOがつくったレースバージョンがNYモーターショーで20日から初公開されている。LEAFを元にしつつも、2ドアボディとなっているなど、大幅な変更点もある。カーボンモノコックの軽量ボディの採用で、車両重量は938kgまで削られた。重量バランスに配慮しバッリーやモーターなどをミッドシップに配置し、後輪駆動。モーターはノーマルと共通で最大出力107ps、最大トルク28.6kgm。0-100km/h加速が6.85秒、最高速はリミッター150km/h。

このNISSAN LEAF NISMO RCが筑波サーキットで初のテスト走行を21日に行った。今回がレースコースを走るのは初。SUPER GT500 NISSAN GT-Rのレギュラードライバー松田次生によってドライブされた。走行モデルは、NYで展示されている華やかなレーシングカーらしいものではなく、開発者らしいカーボン地むき出し。 松田次生ドライバーのコメント「レーシングコースでの初めての走行でしたが、フィーリングがとても良く、レースカーとしての完成度の高さを感じました。電気自動車らしい強力なトルクでコーナーの立ち上がりが特に素晴らしく、またダウンフォースもしっかり効いており、トップレベルのドライバーでも楽しめるパフォーマンスを備えています。また運転操作が簡単なことから、レース入門者でもすぐにドライブすることができると思います。この車でレースをやったら、とても面白いものになると感じました」
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