2011年4月20日水曜日

福島の事故がひきがねのインドの反原発デモで1人射殺された。



3月11日の東北大震災をひきがねに事故をおこしたままの東京電力福島原発。これを受けて、インドの西部、ムンバイから南に約300キロのマハラシュトラ州ジャイタプールの原発建設予定地で、反原発のデモがおこっている。
福島の事故があったにもかかわらず、ラメシュ環境大臣が建設計画の見直しを否定したことが、直接の引き金。18日には建設反対派の住民と警官隊が衝突した。怒りにあふれる住民たち700人ほどが地元警察署におしかけ、建物などに放火をした。警官隊の発砲で1人が死亡した。
インド政府はこの予定地に6基の原発を建設予定で、これはインド最大規模。フランスサルコジ大統領が昨年訪問したときに、まず2基を供与するということを決定しており、そのために建設予定地を囲い込むフェンスがつくられはじまっていた。

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