2011年5月4日水曜日

美しいシトロエンSURVOLTのアートカー、EVスポーツはエコリュクス?


上海モーターショーで展示されたシトロエンのSURVOLTのアートカーが美しい。SURVOLTは昨年3月のジュネーブショーで初公開された、コンセプトEVスポーツ。以下がコンセプトムービー。タイトルのエコリュクスはエコだけれど贅沢という意味だ。物や心の豊かさを楽しみながら、地球環境にも配慮するという価値観のこと。環境を意味する英語の「エコロジー」と、贅沢や優雅などの意味を持つフランス語の「リュクス」を組み合わせた造語である。「マリクレール」が、ルイヴィトンの環境問題への取り組みを紹介した記事の中で使用し、その後、環境省や日本経済新聞社の資料などでも使われるようになった。ちなみに環境省では、この「エコリュクス」の推進を目指して、質が高く、快適で、地球に優しいライフスタイルの提案を様々な形で行っている。

最大出力300psのモーター2個と2個のリチウムイオンバッテリーによるパワートレインは、最高速259km/hを実現する。きたるSmartCityEVの時代、そもそもEVははやく走れる必要があるのか、長い距離を走れる必要があるのかという議論も出てきている。しかし、自動車というノリモノ単体でみるとき、やはり速いものは美しい、と感じてしまう人がいわゆる「クルマ好き」という人種には多いのではないか。そしてクルマはその「クルマ好き」な人々がつくっているから、こういうものが絶えず出てくる。




65psで最高速200km/hを誇る電動バイクAgni Z2と一緒に走っている映像。静かなのに速いというのは、まだ違和感がある。


65psで最高速200km/hを誇る電動バイクAgni Z2と一緒に走っている映像。静かなのに速いというのは、まだ違和感がある。

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