2011年5月5日木曜日

NYのイエローキャブがすべて日産製へ、2017年からはEV化もされる予定。



イエローキャブの愛称で親しまれているNY市のタクシー。2013年から導入する新型車両に、「最も安全で、快適、そして乗り降りが楽なこと」を理由として、日産のNV200が選ばれた。市当局によると2013年からの10年契約で、受注総額は約10億ドル。現在9社16車種、1万3267台あるNY市を走るタクシーを、全て統一する予定。日産幹部によると、最大で26千台を納入する見通しだという。

納入されるNV200は、乗客用装備として、12ボルトの電源コンセント、ガジェット類の充電ができるUSPプラグが2個、観光用の透明ルーフ、後部座席エアバッグなどを装備する、NYタクシー専用特別仕様として、メキシコ工場で生産される。

現状、NV200は2.0リッターのガソリン車だが、2017年以降にはEVへの改造が想定されており、NY市は、日産から契約の一環として無償提供される6台のリーフを使用して、EVのタクシー利用が可能かどうか検証していく。ブルームバーグ市長は「「日産が電気自動車での成功を証明すれば、ニューヨークを採用に向け導くことになろう。それは空気の清浄化や市民の健康の改善、二酸化炭素(CO2)排出削減に向けた大きな一歩になる」」と語った。

以下はNISSAN DESIGN AMERICAによるムービー。

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