18日付けの「21世紀報道」が伝えたところによると、中国の送電大手、国家電網公司は、EVが普及した場合、現有の送電網では十分な提供をおこなえないという理由で、電池交換式のEVを推進するスタンスを示した。国家電網公司は、国有資産監督管理委員会直属の中央企業。「中央企業電気自動車連盟」の充電サービス専門会の主任でもある。
同社営業部の胡江溢副主任は、直流充電(快速充電)方式を使ったとしても、送電網の能力の許容範囲を超えてしまい、また現在の電池技術は快速充電に適さない、と語っている。EVのバッテリー充電時間の長さを問題視して、交換式を推奨することに至った。
今後は、電池交換を主体として、それを補うための充電、というビジネスモデルを基本路線としていく計画。
下の映像は、Renault のバッテリー交換式のEV「Z.E.」のコンセプト。2009年フランクフルトモーターショー。同様のモデルが、ルノーサムスンから韓国市場向けに、2011年中に100台、2012年後半までに500台を投入し、実証実験を開始する予定。
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