2011年5月2日月曜日

東電に発電量の1割、4000kwを売っている六本木ヒルズと、ロールスロイスと、P-3C対潜哨戒機の関係





















六本木ヒルズの子会社に六本木エネルギーサービス株式会社があり、11ヘクタールのエリア全体の電気供給施設・熱供給施設を管理している。発電は都市ガスを燃料としたガスタービン・コージェネレーションだ。ロールスロイス製の蒸気噴射形ガスタービン一基6360kw6基ある。約4kwである。現在このうち供給不足に陥っている東電に発電量の1割、4000kwを売っている。

効率的なエネルギー供給により省エネルギー化、併せて環境負荷の低減が図ろうとしている。また、このガスタービン発電設備は、デュアルフューエル対応しており、常用時はガスを燃料とし、防災時は灯油に切り替えて運転することができる。





















またRolls-RoyceAllison高性能ガスタービンはP-3C対潜哨戒機に搭載されているT-56エンジンをベースとしているガスタービンエンジンだ。ゴールドマンサックスやバークレイズなど外資が六本木ヒルズにオフィスを構えるのは、電気が一瞬でも停まったらおしまいで、この発電システムがあるかぎり安心だという理由からだ。当然、電力設備コスト、発電コストはテナント料に反映されているが、それでもグローバル企業としてはコストより安全を求めている。
ソースは猪瀬直樹BlogとIHIホームページ
http://www.inosenaoki.com/blog/2011/04/post-5.html
http://www.ihi.co.jp/powersystems/motor/im400.html

0 件のコメント:

コメントを投稿