魚のような形のこのEVは、SIM-Driveが昨年2010年1月19日より開発をおこなってきた先行開発車第一号「SIM-LEI(Leading Efficiency In-wheel motor)」。将来的にEVビジネスへの参入を意図している34の機関が参加するプロジェクト。市販されているEVとほぼ同等の容量の電池を搭載し、インホイールモーターやコンポーネントビルトイン式フレーム、低空気抵抗ボディなど独自技術を用い、航続距離333kmを実現した。
300kmオーバーの長距離走行が可能であり、エネルギー消費率が良好なSIM-LEIの完成により、計算上、夜間に充電を行うことを前提とすれば、日本のすべての車がEVに変ったとしても、発電所の増設は不要であることが証明された。さらに、夜間に蓄えた電力の一部を昼間の家庭用として使用することも可能で、これは現在問題になっている昼間の電力不足の解決にもつながるという。
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