2011年3月30日水曜日

今年の正月に書かれた「東電+フェイスブック」は正夢かという記事をいま読む違和感。


2011/1/1 正月の日経新聞の記事だ。「201X年X月X日、東京電力は米フェイスブックと電力事業の世界展開で合意した。」という空想記事。皮肉なことに東北巨大地震+津波+福島原発事故が起きることは、この段階では誰も考えていなかった。ソーシャルと電気エネルギーの明るいビジョンが提示されていた。いま、この記事を皆さんはどう見ますか?

会員の友達同士が電力を融通できるようになる――
「次の10年」に、こんなニュースが世界を駆けるかもしれない。
急進するエネルギーとIT(情報技術)の融合。キープレーヤーの組み合わせは無限だ。
利用者が5億人を突破したフェイスブックは、推定時価総額は5兆円を超えるとも言われる。世界最大手SNSが利用者向けにエネルギー消費を測定して制御するようなサービスをネット上で提供するようになったら、どうだろう。電力大手や通信大手といった公共サービスの巨大企業より「深い個人情報」を持つフェイスブックとスマートグリッドなど分散型電力ネットワークを支える技術が組み合わされば、ひと味違った電力サービスができるようになるはずだ。

米国のビジネス界ではここ数年、「IT(Information Technology)からET(Energy Technology)へのシフト」が騒がれてきた。米国のダイナミズムを生んできたベンチャーキャピタルも、ITからエネルギー分野に投資のかじを切っている。http://s.nikkei.com/f9DyRh


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