GMは1996年に、車載テレマティクスサービス(自動車に通信システムを組み合わせ、運転の支援や情報提供をするサービス)、「オンスター(OnStar)」を立ち上げた。当時、同社の経営陣は、安全やナビゲーション、通信などのサービスをすべてのGM車で提供し、ドライバーがハンドルを握りながら旅行の計画を立て、電話で話し、株価チェックまでできるようにしようと計画していた。
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GMは、このサービスの年会費や使用料による収入が大きくなり、オンスター事業の利益が自動車事業を凌ぐかもしれないとまで予測していた。そして、その予測が正しかったことが証明された。2005年から2009年の破産申請に至るまで、自動車事業は1010億ドル(約8兆円)の赤字だったが、オンスターは控え目ながら黒字だった。
GMは、中国語を話せるオペレーターを集めて、中国でオンスターサービスを開始した。2月時点で、中国の加入者数は20万人を超えており、1カ月に4万人ずつ増えている。調査会社アイサプライのアナリスト、エジル・ユリウセン氏は、オンスターの小売店経由の販売は今後数年で年間100万台に達すると予測する。 http://images.businessweek.com/ss/09/04/0408_cars_go_wireless/14.htm
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