2011年2月25日金曜日

世界一速い電気自動車を目指すGreenGT


もうすぐ始まるEVファントムも登場するジュネーブショー。昨年2010年のジュネーブショーで、スイスの自動車メーカーGreenGT社が発表したTwenty-4。ルマン24時間耐久レースに出ることを目標に開発が進められているもので、今年2011年のレースに間に合えば、史上初のルマンへのEVでの参戦だ。

デザインをしたのはフランス人若手デザイナーのトマ・クラベ。カーボンファイバーのシャシーに、グラスファイバーのボディで、車両重量は860kgにおさえられている。100kWの水冷式モーター2基に独自開発のギアボックスを組み合わせ、最大出力350-400ps、最大トルク203kgmを実現。リチウムイオンバッテリーを搭載、ボディ上部のソーラーパネルでの充電もできるようだ。

しかし、2010年時点では、まだ最高速が280km/hどまりということで、参戦には遠かった。公式webの更新が少なく、3ヶ月強先の今年のルマンに、出れそうなのかどうかがよくわからないのだが、ぜひ出場してほしい。また、3年以内には、公道走行可能モデルを22台限定で製造する予定もあるという。

以下はCGによるイメージ映像。


こちらはテスト走行や開発者、ドライバーのインタビューなどの映像。車体デザインはTwenty-4とは違うが、速い。

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