2011年2月6日日曜日

和紙や漆、竹でつくられた日本のEV -環 Meguru-

オートモーティブワールド2011や第2回 EV・HEV 駆動システム技術展など、各地の展示会にて、ひときわ目立っているのがこのEV。大阪の淀川製作所が中心となって関西圏の中小企業4社がおこなっている「あっぱれ!EVプロジェクト」の製作した、純日本製EVだ。環 -Meguru- という名前のこのEVは、日本の伝統的な素材をふんだんに取り入れてつくられている。ボディは漆塗り、床は竹敷き、ハンドルは籐、ドアとサンルーフは、和紙と竹でつくった大きな扇だ。


こういったmicroEVでは、原付一種登録を目安としたひとり乗りが多いが、これは側車付軽二輪登録となっており、3人で乗車することができるのも特徴。タイやラオスなどのトゥクトゥクに近いような形にも見て取れる。現在はこの試作車1台のみが完成しており、これを全国各地のイベントに出展している。4月には、量産型を完成させる予定とのことで、将来的には100~150万円程度での販売を目標としている。以下の動画は、第2回 EV・HEV 駆動システム技術展で撮影された映像。小倉庸敬淀川製作所社長による説明が聞ける。


http://www.meguru-ev.com/

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