2011年6月10日金曜日

3200メートルのソーラトンネル。



パリとアムステルダムを結ぶ高速鉄道のトンネルの屋根に、ソーラーパネルが設置された。途中駅のアントワープ(ベルギー)からオランダに向かう3.6kmの区間で、もともとは、倒木の害などから、電車と線路を守るために設置されたトンネル。なんとその数16000枚、面積にして5万㎡のパネル。6日に運用が開始された。1年間の発電量は約3,300MWh、950家庭分の消費電力に相当し、トンネルの下を通過する電車の電力の一部をまかなうという。列車への電力供給だけでなく、アントワープ駅の照明や暖房の電力もまかなうとのこと。20年間で約4700万キロのCo2排出を削減できる予定。

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