ジュネーブショーで発表されたEVスポーツのデザインスタディモデル「scorpION by Abarth」。1966年に設立された欧州を代表するデザイン専門学校である、European Institute of Designは、世界7カ所で開校しており、総学生数は800人以上に達する。イタリアトリノ校の学生7名が「アバルトの未来のスポーツカー」をテーマに製作したものが、このスコーピオンだ。車名はアバルトのエンブレムのサソリに由来している。
ワールドプレミア60台以上という、未曾有の新車ラッシュとなった2011年のジュネーブショーにて、EDAG社から発表されたEVコンセプトは、カーシェアリングに特化された「Light Car Sharing」。EDAGグループは1969年にドイツで設立され、世界21カ国で自動車関係のエンジニアリングサービスを提供している会社。2009年のジュネーブで「Light Car Open Source」を発表し、2010年にはその発展モデルを披露。今回の「Light Car Sharing」は、その延長にあるもの。
EV時代が本格的到来したと言える2011年。今日からサロン・アンテルナショナル・ド・ロト (Salon International de l'Auto) 、通称ジュネーヴ・モーターショーが開幕する。1905年から続く長い歴史があり、世界5大モーターショーの一つでもあるここで、たくさんのEVが発表される。