2011年8月3日水曜日

世界最初の量産エコカーとしてのブランドを確立したプリウスの派生「脳波制御のギヤ・チェンジ」プリウス自転車『PXP』

米国トヨタが数社と協力して開発したコンセプト自転車『PXP(Prius X Parlee)』は、デザインも良いが、脳波による「思考制御のギヤ・チェンジ」が可能なところ。自動車メーカーが自転車をプロデュースするのはよくあることですが、なんと、PXPはヘルメットに取り付けられた脳波計を介した思考制御のギヤ・チェンジが可能。フレームをはじめとするほとんどのパーツはカーボンファイバー製で、空気力学を考慮した形状であり、ほぼすべての部品が一体化されている。

ケーブル類は内部に格納され、ブレーキはフォークに内蔵、ステムはまるでヘッドホンのようだ。これによって、走行時に空気がほとんど乱れないだけでなく、見事なまで最小限に切り詰められたデザインとなり、シンプルな固定ギヤの自転車が装備過剰に見えるほどだ。サイクルコンピューターとして使えるよう、スマートフォンを格納する穴まで用意されている。

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