2011年10月18日火曜日

クルマからインパネがなくなる、映画の中のような未来がもうすぐ来る。


BMWの新しい6シリーズに搭載される予定のヘッドアップディスプレイ。映画に出てくるクルマが近づいてきた。


100km/hで走行中に、現状のインパネのスピードメーターを見ようと、視線をずらすと、その間に約28m進んでしまうと言う。普段は気にしないことではあるが、そういわれると確かに危険なことだ。この危険を少しでもとりのぞこうということでつくられたのが、このヘッドアップディスプレイ。
近未来SF映画の中のクルマのように、フロントウィンドウに、直接情報がうつしだされる。これなら前をみたまま、スピードが確認できる。


カーナビのような役割も、フロントディスプレイが果たす。AR関連の技術もどんどん投入されていきそうだ。Androidで開発、アプリを追加できる、とかになっていったら便利そう。

ソースはIDEA*IDEAとbmwblog

2011年10月17日月曜日

電気飛行機の時代がやってくる。

海の向こうでは10月初旬、環境適合(電気)飛行機のコンペがありました。
下記の写真です13機飛行し、3機は 200mile 2時間飛行を成功させています。もとJAXAの泉耕二さんからの情報。


2011年10月8日土曜日

高床式倉庫を模した?宇宙船のようにもみえる動くスマートハウス!


幕張メッセで開催中のCEATEC。元は家電の展示会で、少し前まではテレビが主役だったが、今年は東京モーターショーが復活したのかと思った、という記事もみかけるくらい、EVが主役となっている。ここでひときわ目立っていたのが、日産のスマートハウス「NSH-2012」。EVリーフを中心に考えられた家は、まるで宇宙船のようにもみえる独特なつくり。スペース効率の最大化のため、日本古来の高床式倉庫の形式を採用、多面体の居室部分下に、リーフがぴったりおさまるスペースが用意されている。


脚の接地する部分はタイヤになっており、家自体も移動することができる。デザインを日産が担当し、建築、土木など約50社が関わり完成された。リーフの給電機能“LEAF to Home”と、屋根の上につけられたソーラーパネル、燃料電池を使用して、グリッド送電網に頼らずエネルギー的に自立するスマートハウスだ。日産自動車の鈴木伸典テクノロジーマーケティング室室長は、「(この住宅は)パソコンでいうならノートパソコンみたいなもの。自動車会社が提案する住宅としてタイヤを持ち、系統電力から切って、自由に自分のライフスタイルを表現できるようにしたかった」という。しかし販売の予定はない。

日産COOの志賀俊之氏へのインタビュー映像。

2011年10月6日木曜日

8分で充電できる超急速EV充電器。まずはバスから。


「Super RAPIDAS」という超急速EV充電器の実証実験が成功した。これまでのものに比べ大幅に短縮し、5分で50%、8分で80%充電できる。従来は80%の充電には約30分程度を必要としていた。これを実現させたのは、エネルギーシステム関連のエンジニアリング企業のJFEエンジニアリング。充電器側にも蓄電池を搭載することで、たくわえた電力を一気に放出することで、高速充電を可能にした。報道陣の前での公開実験では日産のダットサンフェアレディを自社で改造したEVを使用。8分の充電で航続距離は150km。


「充電用コネクタは海外規格品を使った。ただし、通信プロトコルなどはCHAdeMOと合わせられるように作った」(JFEエンジ)ということで、現在走っているリーフなどのEVのCHAdeMO規格とは非互換。今後は「慶應SFC清水研究会といすゞなど13社と神奈川県の産公学連携によるEVバスがお披露目。」で紹介したEVバスを使用し、神奈川中央交通など県内のバス会社と協力の上で実際の乗客を乗せて走行実験をおこなっていく予定。

2011年10月4日火曜日

パリでEVシェア「オートリブ」の試験運用が始まった


パリでEVのシェアリングプロジェクト「オートリブ」が開始された。2009年にベルトラン・ドラノエ市長が公言してから、準備がおこなわれてきたものが実現した。電池製造を本業とするボロレのつくったEV「BlueCar」を採用。ブルーカーの車体デザインは、ボロレと関係のあった、フェラーリやマセラティで知られるピニンファリーナが担当した。上の動画は、オープニングにあわせて、66台のブルーカー軍団がパリの街を走る様子。大群でのひゅいーんというEV走行音が面白い。


運転免許証、IDカード、クレジットカードがあれば充電ステーションから充電ステーションまで、借りることができる。一日、一週間、一年と様々な登録料金プランが用意され、さらに使ったときには30分5ユーロ〜の利用料。
今回動き始めたのは66台と33箇所の充電ステーション。正式運用開始の12月には、250台250ステーション、その後は月300台ペースで増やしていき、来年夏までに2000台、1100ステーション規模となる計画。最終目標は、パリと近隣の45市町村で、3000台、6600ステーションという。

2011年10月3日月曜日

TESLAが高級セダン「モデルS」を生産する新工場を公開


Roadsterで有名なEVメーカーのTESLA Motorsが、2012年から販売する、第二弾の車種、高級セダン「モデルS」を生産する工場を公開した。米カリフォルニア州にある、GMとトヨタの旧合弁会社NUMMIの工場の一部、46万4500平米を昨年買い取ったもの。大型機械、ロボットなど生産に必要な機械類もそろっている。年内に本格稼働する。


量産化に備え、現在200人の工場従業員を1000人に増やす予定。既に来年販売分の6000台は完売しているモデルS。2012年半ばから年2万台ペースの量産を開始、13年には4万台体制になる予定。


0-100km/h加速は5.5秒、運転席には17インチの液晶画面が設置される。CEOのイーロンマスクは「欧州の高級セダンに対抗できる」と語っている。

2011年10月1日土曜日

BMWモトラッドの電動オートバイコンセプト「e-concept」



BMWの二輪部門であるBMWモトラッドが公開した映像。電動オートバイクのコンセプトモデル「e-concept」のものだ。BMWのi3や、i8に続き、クリーンモビリティの近未来世界を焦点に開発された。近い将来の市販化が予定される次世代モビリティ。
家庭用電源から充電可能で、フル充電に必要な時間は3時間。最大航続距離は100km。



ビッグスクーターのようにも見えるスタイリングは、市街での移動ツール=お洒落なファッションアイテムでなければならないというBMWの宣言のようにもとれる。この宣伝の映像や写真には美女が。これについてはこちらを読んでください→「美女がいないと商品は売れない」と、良く言います。そのマーケティングの謎は?