2011年10月8日土曜日

高床式倉庫を模した?宇宙船のようにもみえる動くスマートハウス!


幕張メッセで開催中のCEATEC。元は家電の展示会で、少し前まではテレビが主役だったが、今年は東京モーターショーが復活したのかと思った、という記事もみかけるくらい、EVが主役となっている。ここでひときわ目立っていたのが、日産のスマートハウス「NSH-2012」。EVリーフを中心に考えられた家は、まるで宇宙船のようにもみえる独特なつくり。スペース効率の最大化のため、日本古来の高床式倉庫の形式を採用、多面体の居室部分下に、リーフがぴったりおさまるスペースが用意されている。


脚の接地する部分はタイヤになっており、家自体も移動することができる。デザインを日産が担当し、建築、土木など約50社が関わり完成された。リーフの給電機能“LEAF to Home”と、屋根の上につけられたソーラーパネル、燃料電池を使用して、グリッド送電網に頼らずエネルギー的に自立するスマートハウスだ。日産自動車の鈴木伸典テクノロジーマーケティング室室長は、「(この住宅は)パソコンでいうならノートパソコンみたいなもの。自動車会社が提案する住宅としてタイヤを持ち、系統電力から切って、自由に自分のライフスタイルを表現できるようにしたかった」という。しかし販売の予定はない。

日産COOの志賀俊之氏へのインタビュー映像。

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