2012年3月11日日曜日

ヒュンダイi-oniqはバタフライのようなレンジエクステンダーEV


開幕したジュネーブモーターショーでお披露目された、韓国ヒュンダイのコンセプトカー「i-oniq」。
バタフライのようなドアが特徴的なエクステリアは、ヒュンダイデザインの「fluidic sculpture」(流体の彫刻)に基づいている美しいカタチだ。

最近各社がこぞって開発を進めている、レンジエクステンダーEVがヒュンダイからも登場した。レンジエクステンダーEVとは、走行はモーターのみだが、発電専用に小型のガソリンエンジンを搭載しているEVのことだ。
この「i-oniq」は最大出力109psのモーター、リチウムイオンバッテリーによって、EVとしての航続距離は120km。発電専用の1.0リットル3気筒ガソリンエンジンをまわすことによって延長された最大航続距離は、700km。このときCO2排出量は45g/kmだ。

2012年3月5日月曜日

あの無限がオリジナルEVバイク「神電」でマン島TTに参戦


無限(株式会社M-TEC)がオリジナルのEVバイク「神電」を開発した。名前の由来は文字の通り「電気の神様」。3月3日に、鈴鹿サーキットでおこなわれた「鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー」にて、実車を初公開し、同時にマン島TTに参戦することを発表した。
レーシングバイクゆえにフルカウル装備しているので、EVバイクとは一見わかりにくいが、マフラーがなくすっきりと空間のあいたリアが、電動であることを物語っている。

三相ブラシレスモーターによる最高出力は90kW(122PS)、最大トルクは220Nm(22.4kgm)。通常のバイクと異なりクラッチがないため、ステップ部分はステップだけ、ステアリング左側もリアブレーキとなっている。

マン島TTのTT Zero Challengeは2009年から始まった、動力にCO2を排出しないクリーンエミッション機構を持つバイクによる公道60kmのレースだ。勝間田代表は、同クラスでは誰も記録したことのない、平均速度100マイル/h(160km/h)超えを狙うと宣言した。

2012年3月4日日曜日

UBCは、ユニークな形のE-bike (2010)炭素繊維で作られたelectrobike。

このような炭素繊維+高合金アルミ+レザーのようなトップグレードの材料は、エンスー好みです。



2012年2月28日火曜日

電動スクーター『Personal Rover』を見て、こんなシニアカーに乗るのは悪くないと思わせるデザインだ。それにしてもここまで色っぽいPVを作るのはなぜ?



















電動スクーター『Personal Rover』を見て、こんなシニアカーに乗るのは悪くないと思わせるデザインだ。
800Wのモーターにより、最高時速は約24kmだ。36Vの鉛蓄電池で20km近くまで走ることができる。
Personal Roverは冗談で作られたのではない。子どもっぽいスクーターに大人が乗るときのような、きまり悪さはない。

それにしてもここまで色っぽいPVを作るのはなぜ?

操作は非常に簡単なようだ。スキー・ストックの形をしたハンドルについているスロットル・レバーを握ると加速し、身体を左右に傾けると曲がる。減速するときは、レバーをゆるめるだけだ。wiredその他が記事ソース。

2012年2月15日水曜日

CRAZY CAR PROJECTの2000GT SEVがゲートブリッジを走った!


「ふたりのりで時速200kmで走れる」 「スーパースポーツソーラーカーを2000GTをベースにつくろう」 「クレイジーなクルマつくってやろうじゃないか」ということで2012年1月の東京オートサロンで披露された、2000GT SEV。トヨタ2000GTといえば、クルマ好きなら誰しもが知る、トヨタ自動車とヤマハ発動機が共同開発したが、337台という極わずかしか生産されなかった、まさに伝説の名車だ。その名車を、ソーラーEVとして復活させるプロジェクトがCRAZY CAR PROJECT。トヨタ自動車のTOYOTA自動車同好会、齋藤尚彦さんが代表をつとめる。

ただの復活じゃおもしろくない。もう一度、夢をのせて。というスローガンのもとつくられたのは、天井にフレキシブルソーラーパネル、バックウィンドウに透過型ソーラーパネルを搭載し、内装は伝統工芸の「加賀漆」で仕上げられた、クレイジーなスーパーカーだ。HALO SONICというシステムで、走行音も管理。ときたま、EVに足りないといわれる「走ってる感」もこれなら十分に得られるだろう。
11日に行われた東京ゲートブリッジ開通式の車列パレードに登場した『2000GT SEV』
11日に行われた東京ゲートブリッジ12日午前10時に開通した、東京都江東区若洲~中央防波堤外側埋め立て地を結ぶ、東京ゲートブリッジ。先立って11日におこなわれた開通セレモニーにて、2000GT SEVもパレード走行した。東京ゲートブリッジは、レインボーブリッジの約3倍の全長2618メートルをほこるいま注目の新スポット。そこを走る200GT SEVの姿は、「昔の車にあった高揚感や、純粋に車を楽しむこと」をみなに伝えられただろうか。

http://crazycarproject.jp/

2012年2月11日土曜日

テスラの新型「モデルX」はガルウィングドア装備のSUV

ロードスター、モデルSとこれまでに二車種を投入してきているイーロンマスク率いる米EVべンチャーのTESLAモータース。10日に、米国カリフォルニア州の同社のデザインスタジオにて、三車種目となる新型「モデルX」がついに初公表された。

3日のCEOイーロンマスクによる「モデルXの見た目で一番興味を引かれるのは、ドアを開けた時の姿になるでしょう」というツイートに注目が集まっていた。

そして確かに、特徴的な形をしたSUVが登場した。なんと後部ドアが「ファルコンウィングドア」とよばれるガルウィングになっている。7名乗車のミニバンの実用性と、最新SUVのスタイリング、さらにスポーツカーのパフォーマンスまでをも兼ね備えるニューモデルという。リア駆動のRRか、前後モーターの4WDが選べるようだ。

従来のSUVであればエンジンが乗っていたであろう、ボンネット下のスペースも、すべてラゲッジスペースとなるのも特徴。加速性能は、0-60mph(=0-96km/h)を5秒以下と、たしかにスポーツカー並み。2013年に生産が開始され、2014年には「同クラスのプレミアムSUVに負けない、競争力のある価格で提供される」予定。

2012年1月28日土曜日

iPhoneやiPadのように簡単でエレガントなシステムを生み出せる自動車メーカーが、「クルマのネット家電化」する業界のあり方を変える。

AppleやSamsung、日立、など電気系のメーカーが自動車を開発することも、不可能なことではない。自動車と家電製品とを隔てる境界線は曖昧になるはずだ。自動車が、道路沿いに設置された通信機器とデータをやりとりできるようになるだろう。米国ではすでに15%の家庭がネット接続機能の備わった自動車を所有している。

「こうした変化は簡単に起こるわけではなく、むしろ少しづつ進んでいく──ときには後退を余儀なくされることもあるだろうが、それでもネット接続した自動車の普及というゴールに向けた基調の流れに変わりはない」とDaimlerのCEO、Dieter Zetscheは述べている。

近い将来、「ネット家電」化する自動車メーカーが、アプリやコンテンツを配信するだろう。その時、各社の成否を分けるのは、ユーザーインターフェイスとユーザーエクスペリエンスである。ゆえにUI+UXのブランドであるアップルに学ぶしかない。
記事ソースはwired.jp