2012年1月3日火曜日

発電用にロータリーエンジンを搭載したEV「Audi A1 e-tron」


独アウディが開発したEV「Audi A1 e-tron」が箱根TOYO TIRE'S ターンパイクにて、アジアのメディア向けの試乗会を行った。何と言っても一番の特徴は発電用のロータリーエンジンの搭載だろう。A1 e-tronは、シボレーボルトを代表とする、レンジエクステンダー式EVのひとつ。プリウスなどのハイブリッド車のように、エンジンとモーターを走るために併用するのではなく、走るためにではなく、発電専用として小型のエンジンを搭載し、エンジンで発電し充電することによって、最大航続距離を伸ばすことを目的とするのが、レンジエクステンダー式だ。

小型とはいえ、シボレーボルトが搭載しているのは、1400cc・4気筒エンジン。これに対して、A1 e-tronが搭載しているのは、254ccのロータリーエンジン。ロータリーエンジンは、現在アウディの傘下であるNSUが開発したもの。その後マツダに技術供与され、RX-7など数々の名車を生み出してきた。小排気量で高出力、高回転域での静粛性などレシプロに勝る点はいくつもあれども、その燃費の悪さゆえ、最後の量産車であるRX-8は来夏に生産中止が決まっていた。

その状況でアウディが発電用としてではあるが、ロータリーエンジンを採用したのは面白く、意義がある。これでロータリーエンジンがまだ自動車との縁を、違った形で継続していけるかもしれないのだ。

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