2012年1月11日水曜日
あの「ビートル」もついにEVとなる、かも。
9日から開幕した北米国際自動車ショー。米国最大の自動車イベント、通称デトロイトショー。やはり昨今の流れ通り、EV、HV(ハイブリッド車)などのエコカーの発表が相次いだ。その中でもひときわ注目を集めていたのが独フォルクスワーゲン「ビートル」のEVコンセプト「E-Bugster」。スポーティーなデザイン、現行の市販ビートルに比べて、少し低めの着脱式の屋根を有しているのが特徴だ。
「ビートル」ことVolkswagen TYPE1とは、1938年に生産が開始されて以来、2003年まで生産され続けた、四輪自動車としては世界最多の生産台数、2,152万9,464台を誇る伝説的大衆車。ヒトラーが、ポルシェを創業する以前のフェルディナンド・ポルシェに設計を依頼して、国民者としてつくられた。上の写真、奥で演説をしているのはヒトラーだ。(http://kobe-aircooled-engines.blogspot.com/2011/08/type1.html)
E-Bugsterは、85kW、114馬力のモーターと28.3kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。0-100km/h加速は10.9秒、航続距離は180km。少なめとも思えるが、都市での利用を前提としたら問題ない。充電ステーションなら、35分以内での急速充電が可能。もちろん家庭電源からも充電でき、また、アウディ、BMW、ダイムラー、ポルシェ、フォルクスワーゲン、フォード、ゼネラルモーターズ/オペルが協力して開発した「複合充電システム(Combined Charging System)」により、既存のどの充電方法にも対応するという。
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